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埼玉県秩父市を代表する三つの神社を総称して秩父三社と呼ばれています。

 

秩父市の総鎮守である秩父神社

宝登山の山頂に奥宮が鎮座し、山麓にある宝登山神社

そして、秩父市街地からも車で90分近くかかり、もっとも奥深い三嶺山山頂標高1102メートルに鎮座する三峯神社。

 

特に三峯神社は、関東随一のパワースポットと呼ばれています。

 

2009年にわたしたち家族は初めて三峯神社を訪れました。

 

 

 

特徴的な大小3つ並んだ鳥居を潜り参道に入りました。

 

その途端、伊勢神宮でも感じたことがないようなピーンと張り詰めた空気が全身を覆いました。

「わ〜!空気が冷たくなったー。すごーい!」

標高1000メートル以上あるとはいえ、季節は9月初旬。

写真を見てもお分かりの通り、まだ夏のねっとりとした空気が全身を包むほどでした。

でも、鳥居を潜った途端、ひんやりと引き締まった空気が動くこともなく、

そこに静かに佇んでいるような感じなのです。

 

「すごいね〜」

「なんか森に見られているような感じがするね〜」

「初めてだね。この感覚」

それぞれが「へ〜」とか、「ほ〜」とか言いながら少し上り坂になった参道を歩いていました。

すると、

ボトンッ

目の前に赤い縄のようなものが突然落ちてきたのです。

まさに目と鼻の先。

 

(落ちてきた瞬間の赤まむし)

 

 

「わあ!なんだこれ?」

「ん?縄?」

「蛇だ!」

「え?蛇?やったー!」

娘は、とにかく動物が大好き。

蛇だろがトカゲだろうが、カエルだろうがオケラだろうが、触れるものは全部触りたいタイプです。

娘がしゃがもうとすると、

「ああ、いかんいかん!!触ったらダメよ!!!」

前から来た結構なご年配の男性が小走りに寄って来ました。

「離れて離れて。噛まれるよ。ああ、こりゃやっぱり赤まむしだねー」

「赤まむし?赤まむしドリンクの、あの赤まむしですか?」

「そうよー!これは赤まむしよ。珍しいねー」

「てことは、毒があるんですか?」

「あるよ。猛毒よ。噛まれたらこんな小さなお嬢ちゃん、簡単に死んでしまうよ」

「えーー!?めちゃ怖いじゃないですか?」

「近寄らんで刺激しなかったら大丈夫だよ。それにしても縁起がいいねー」

「縁起がいいんですか?」

「そりゃもう最高に縁起がいいよ。僕は、子供の頃から毎日のようにずっとお参りに来てるけどね、今まで赤まむしは子供の頃に一回見ただけだよ。もういないと思ってたんだけどねー。まだいるんだねー」

「そんなに珍しいんですか?」

「珍しいねー。今日、初めて来たの?」

「はい。初めて来ました」

「初めて来て赤まむし見るなんて、すごいねー」

そんなことを話していたら、どんどん人が集まって来ました。

「この蛇ここにいたの?」

「いえ、歩いていたら上から目の前に落ちて来たんです」

「まむしはあまり木に登らないけどね〜。神様があんたらを脅かそうと思って目の前に落としたのかもしれんよ〜。ガハハハ〜」

「この蛇このままにしておいてもいいんでしょうか?」

「赤まむし欲しがる人はこの辺にたくさんいるから売ったらいいお金になるよ。持って帰ってもいいよ」

「神社の敷地内のものは神様のものですからね〜。てか、それ以前に無理でしょう?」

「俺が貰っていきたいくらいだよ。本物の赤まむしで作ったお酒はなかなか手に入らないからね」

「そうなんですか?」

「そうよ〜。高級品よ〜」

みなさん、やんややんやの大喜び。

 

そして、わたし達はあとを地元の有志の皆さんにお任せして、本殿へと向かいました。

本殿を中心とした全体の雰囲気を一言で表すと、

厳粛

本殿でお参りをし、宿坊やらおみやげ屋さんやら、食堂やらを一通り覘いて、

お洒落なカフェまであることに気がついて、

そこで一休みすることにしました。

カウンター横の水槽には、小さな鯉だか、大きな金魚だか、

水槽のサイズに全然合ってない窮屈そうにしているお魚がいました。

 

 

 

見てください。

 

娘の顔の幅よりも大きい魚です。

 

「この魚はなんですか?」

「金魚です」

「え?こんなに育っちゃったんですか?」

「そうなんです。最初は普通の小さな金魚だったんです。あっという間に大きくなってしまって。こちらの神社のお水で育ててるからじゃないかって思っているんですけどね」

「なるほど〜」

コーヒーがこれまた美味い!

いただいたお水も超美味しい!

なるほど、これだったら大きく成長するわ。

なんて、根拠のほどはわかりませんが。

 

赤まむしに出会って、雄大な景色と荘厳かつ厳粛な雰囲気に包まれてからの、

この金魚にしてからのコーヒーですから。

美味しくないはずありませんわね。

 

(よく年の年末に訪れた時。前日、すごい積雪で諦め掛けていましたが、翌日はポカポカ陽気で、雪も溶け、参拝することができました)

 

 

関東随一のパワースポットと言われる三峯神社ですが、

こちらに訪れた後に、必ず寄る場所があります。

それが、こちら、

 

『満願の湯』です。

 

秩父札所三十四番、「水潜寺の近くの温泉に浸かると必ず願いが叶う」

という云われがあり、それを元に作られた温泉施設です。

 

ここの露天風呂に浸かって、願い事をするといいんだそうですよ。

 

ここで、ゆっくりお風呂に浸かって、大座敷の休憩所でソフトクリームを食べて、

地元のおじいさんおばあさんのカラオケを聞いて、

心と身体の全て弛緩させてから帰路につく。

 

これが、

我が家の三嶺ご参拝一日コースとなっております。

 

パワースポットで得られたパワーがどのように出ているのかは、正直わかりませんが、

不思議な感覚にとらわれることは間違いないと思います。

 

次回は、

『戸隠神社と白蛇』

について書きたいと思います。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。