コーチング, コミュニケーション, モチベーション, 中学受験, 失敗は成功の素, 思考術, 未分類

“できない”がチャンス!

 

そもそも、なぜ娘が受験勉強をするようになったのか?

 

小学校3年生の時に遡ります。

新しく担任になった女性の先生のことが大嫌いになりました。

 

1年生の時、担任の先生が若い女性の方で大好きだった娘は、先生に褒められたくて、ものすごく勉強を頑張っていました。

2年生の時、クラスの女子からいじめを受けるようになりました。

その時の担任の先生も若い女性のだったのですが、ものすごく親身になって相談に乗ってくれました。

娘にも、いじめていた子供達とも、何度も話し合い、そして、私にも何度も連絡をくださって親身に相談に乗ってくれました。

おかげで娘はいじめを克服することができました。娘はものすごくその先生に信頼を置いていました。

しかし、3年生に上がる時、その先生が妊娠されて学校をしばらく休学することになりました。

新しく担任になった先生は40代の女性の方でした。

途端に娘は全く勉強をしなくなりました。

 

成績はストンッと石が落下するようにあっという間に下がって行きました。

それでも、まだ小学3年生なので、あまり気にしていませんでした。

「勉強が嫌いになる時期もあるさ」

わたしの九州の実家に帰った時、高校で古典の教師をしていた父は、定年退職後、代々木ゼミナールで大学受験生のための講師をしていました。高校入試、大学入試、専門学校入試の作成にも携わっていたので帰るたびに娘の学力を彼なりに観察していたようなので、その滞在の1週間で、父がわたしにコソッと言った言葉は、

「あいつは学力ではものにならんかもしれんね」

「そう思う?」

「うん。頭はいいと思うけど、勉強に対する好奇心や気力といったものがないな。まるでやる気を感じん。あれは本当に勉強というものが嫌いなタイプかもしれん。お前と一緒や」

「遺伝か〜。じゃあ仕方がないか〜」

そんな会話を交わしました。

 

だからと言って、宿題もろくにしないようでは、あまりに良くない。あまりに問題である。2年生まではあんなに勉強してたのに。

「パパも勉強嫌いだったけどさ〜。君はどうして勉強が嫌いなの?」

「嫌いじゃないよ。嫌いじゃないけど、つまんないんだよ。面白くない」

「前はあんなに楽しそうに勉強してたじゃん」

「でも、今はつまんない」

 

ん〜

 

どうしたものかな〜?

「でも、今にまた好きになるよ。勉強しろ!って無理やりやらせてもね〜」

なんて、夫婦で相談しましたが、良い方法は見つかりませんでした。

 

授業参観は実はものすごく大事

 

そして、授業参観の日、初めて新しい担任の先生の授業を見学することになりました。

算数の授業でした。

娘が一番苦手な算数です。

先生が、黒板を使って計算の説明をしていました。

娘は一生懸命聞いています。

「みんなわかった?じゃあ、渡してあるプリントの計算をしてみましょう。わからないことや聞きたいことがあったら手をあげてください」

みんな一斉にプリントに向かい始めました。

娘がすぐに手をあげました。

先生がやってきました。

娘が質問したことは、先生の説明でどうしても理解できないところがあるので、そこをもう少し詳しくわかりやすく説明してほしいといった趣旨のことでした。

それに対してその先生は、

「どうしてその説明でわからないかな〜?」

「じゃあ、こういう方法で計算してみてもいいですか?」

「う〜ん。どうだろうな〜。はい。他にわからない人は?」

そう言いながら、先生は娘の前から離れて行きました。娘は手をあげて、

「先生、先生」

と、呼びます。

「はい。他の子もいるからね〜。順番だからね〜」

そう言いながら、他の生徒のところに行きます。

娘は泣きそうな顔をしていました。

他の生徒に対する態度も同じようなものでした。

最後まで授業を見ましたが、結局、娘の質問に対する説明も、他の子の質問対する説明も何もないまま授業を終えました。

私は隣に立っていた奥さんに小さな声で、

「なに?この先生。生徒の質問に何一つ答えてないじゃん。ヒントすら出さないし。これじゃあ理解しようがないじゃん」

すると、反対側の隣にいた誰かのお母さんが、

「ひどいでしょう、この先生。毎回、こんな感じですよ。これじゃあ勉強嫌いになりますよね〜」

そう話しかけてきたのです。

帰ってきた娘に、

「あの時、先生に聞いてたこと、わかった?」

「わかんないよ。だって教えてくれないもん。聞いたって教えてくれないんだもん。教科書読めばわかるからって。読んでもわからないから聞いてるのに」

「それじゃあ勉強面白くないよね」

言いたかないし、親の責任を差し置いて、教師に責任を押し付けるつもりはありませんが、

子供のやる気を削ぐ教師はいる!

と、いうことです。

だったら、

教師を変えるしかないじゃん!塾に行くしかないじゃん!

 

 

 

教師を変えるしかない!

 

それが、奥さんの考えでした。

 

週に一回、土曜日の午後だけ、国語と算数を習うことにしたのです。

午前中の2時間はバレーのレッスンがあるので、午後に国語1時間半。算数1時間半です。

小学3年生にはハードで、眠たくなって集中できないんじゃないか?

と、最初は心配しましたが、それもすぐに杞憂に終わりました。

それからわずか半年で、娘の算数の成績は、塾でもトップクラスに。

その理由は、

「先生の授業がものすごく面白いんだよ!算数ってこんなに面白いんだって初めて思った」

子供は教師で変わるのです。

ちなみに、理科の成績も5年生になった途端にガクンと下がってしまいました。

その理由は、大好きだった理科の先生が定年退職でいなくなってしまったことでした。

「新しい理科の先生の授業は全然面白くない」

このことで、私と奥さんは確信したのです。

娘の好き嫌い、出来不出来は、全て教師次第なのだ!

あくまで、これは娘の場合です。

全てのお子さんに共通することではありません。

でも、思い出してみてください。

授業参観の時、

親の目の前で、ハイハイ!と手をあげて、先生に指されて、ちゃんと正しい答えができた時の子供の誇らしい顔を。

子供は褒められたい。すごいと思われたいのです。

すごいと褒めてくれる大人が好きなのです。

 

でも、あの担任は、親の前でできないことを晒す教師でした。

娘の泣きっ面は、

親の前で恥をかいた涙です。

「私は勉強できないんだ・・・・。その姿をパパとママに見られた・・・」

と、いう涙です。

 

嘘でもいい。

親の見てる前では、全員を褒めてあげることのできる授業をするべきです。

特に低学年の時は。

子供の勉強の好き嫌いなんて、そんなものなのです。

私はそう思います。

もちろん、授業の邪魔をする生徒は、親の前でもしっかり然るべきです。

 

先生が気に入らないからといって、学校に苦情を言うつもりはありません。

そこを私も履き違えてはいません。

 

勉強を楽しい!と、思える環境づくりを

 

私は思い出したのです。

自分の子供時代を。

私の父は教師です。

そんな父が私は怖く怖くて仕方がなかった。

できるはずの問題を解けないと、父親にものすごく叱られました。

それが怖くて一生懸命勉強したけれど、もう叱られない年齢になった途端、勉強をやめてしまいました。

勉強が楽しいと思ったことは一度もありませんでした。

授業中、先生の話を真面目に聞いていた記憶もほぼありません。

悲しいことに、授業の楽しい先生に出会った記憶がないのです。

だから、勉強は全て自己流でした。

 

その二の舞を踏ませたら、親として最低だよな〜。

 

だから、私は娘の勉強の中身には一切、口を出さないと決めていました。

 

勉強を楽しいと思ってほしい!

 

そのためには、次に大切なのは、

塾選びです。

 

講師選びです。

 

ちなみに娘は、

トーマスに通っていました。

 

なぜ、トーマスに通うことになったのか?

 

そのことについて書きたいと思います。

 

次回は、

 

「中学受験のための塾選び。講師選び」

です。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。