コーチング, ビビリ, 思考術, 本編のための序章, 逃げろ

 

 

こんにちは

 

台風18号、日本を縦断しそうな勢いですね〜。

 

しかも、日本は3連休。

 

ムカつく💢

 

いや、マジで💢

 

だって、この3連休のために一生懸命働いて、

この休みのためにかなり前から遊びの計画を立てて、

運動会やイベントなんかもかなり予定されてただろうし、

そういうのを全部、ぶち壊しにしてしまうだけでなく、

大事に育ててきた秋の収穫までも根こそぎ、吹き飛ばして行きやがるんですよ

台風って!

 

だからわたしは、

 

台風が大っ嫌い!

 

わたしは北九州市出身なもんで、40年ほど前は、

北九州といえば、

“台風銀座”

と、言われるほどよく通る場所でした。

最近は、偏西風の蛇行で逆に全く通らない安全な場所になりましたけど。

 

だから、子供の頃は台風が上陸する3日くらい前からロウソクを買い込む。

もうその辺りから、ワクワクやらドキドキやらビクビクやら。

 

停電になるとロウソクをつけるので、ワクワクするんですけど、雨戸がガタガタ鳴ったり、

それこそ、家自体がぐらぐら揺れるようなところまでくると、

「家ごと吹き飛ばされてみんな死んじゃうんだ」

子供だから本気でそう思うんですよね。

オズの魔法追使いのドリスのように魔法の国に飛ばされることなんて、

 

絶対にない!

 

て、ことくらい子供心にもわかるんですね。

 

だって、

子供の方が本能に近いから、恐怖を素直に感じれらるんです。

そして、

その恐怖を素直に表現できる。

表現できれば、それが当たり前の感情だと改めてわかる。

 

この感覚、忘れていませんか?

 

恐怖が快感に変わる瞬間

 

親父が屋根の点検をして瓦が飛びそうな場所にビニールシートを被せて四隅に重石を乗せて、

台風は大抵深夜に接近するので(あいつら性格悪いですよね〜。絶対、深夜なんだから)、

夕方には雨戸を閉めて釘で外から打ち付けるんです。

 

そうなると、もう、戒厳令です。

「防空警報と同じや。わしらにできるんは穴蔵に入って台風が過ぎ去るのをじっと待つだけや」

ばあちゃんがよく言ってました。

それでも、いつの時代も、

増水した川を見物に行って流されてしまう子供が必ずいる。

用水路の様子を見に行って、そのまま帰ってこないおじいちゃんが必ず出てくるんです。

 

絶対に行っちゃ、いけないのに。

なぜ、行くんだろう?

 

わたしも覚えています。

 

増水した川の橋を渡るとき、じーっと流れを見ちゃう。

茶色に染まったものすごい水の勢いに圧倒されながらも、

その流れをじっと見ていると、

すげえ・・・・・

 

何だろう?

いけないものに憧れるような、

近寄ってはいけないからこその畏敬の念のような、

そんな気持ちに囚われて行くんです。

もっと、見ていたい。

その場を離れても、

もう一度見たい・・・・。

 

これ、危ないです。

これ、

チョーーーー危ないです。

 

恐怖が、快感に変わった瞬間です。

 

恐怖は恐怖であり、快感たり得ない。

動物は、恐怖を恐怖としか感じません。

人間は、本能よりも理性が勝る生き物ですから、

本能で感じたことが気に入らないと、

理性という名の下に、勝手に自分の都合のいいように解釈してしまう変な癖があります。

恐怖に理性が絶えられなくなってしまうと、快感に変えてしまうのです。

 

その境界線を見誤ってはいけないのです。

 

心の中で逃げろー!

結果、

わたしはなんどもなんども、洪水で流される夢や、船が沈没する夢を見るようになりました。

 

未だに、

プレッシャーに押しつぶされそうになると、

そんな夢を見ます。

 

そんな夢を見たら、

 

あ、俺、プレッシャーに押しつぶされそうになってる。

逃げよーっと。

 

 

そう思うようにしています。

実際に逃げることはなくても、そう一瞬、気づけただけで、楽になります。

 

そんなプレッシャーに負けてどうする?俺!

なんて、イキって見せても、感じるプレッシャーがもっと大きくなるだけです。

だから、一旦、

心の中で逃げるんです。

知らんがな。そんな責任取れんがな。逃げるが勝ちやがな。

てね。

 

理性という名の欲望に気づいてね

 

ちなみに、今年の3連休。

な〜んの予定も立てておりません。

 

それはなぜか?

昨年の同じ時期、同じように台風がやってきて、

日本を同じように縦断したあの台風16号。覚えていますか?

 

あの台風の前日、

私たち家族は、初めての北陸の旅に出たのでした。

 

その頃、台風はまだ九州の西にあり、進路を90度以上曲げて東に変え、

日本海を海岸線に沿って縦断するという進路を取り始めていたのです。

 

わたしは、一週間前に台風が発生した時から、奥さんや娘に警告しておりました。

「この時期の台風はブーメランのように曲がってやってくる。ちょうど旅行のあたりで直撃するよ。どうする?旅行、キャンセルした方が良くない?」

「出たよ、パパ」

「出たね、パパのお得意の雨降らし

「パパが雨のことを言い出したら必ず雨が降るんだよねー」

「お願いだから、雨のことは言わないで。雨を呼んでるのはあなたなんだから」

「雨のこと言わなければ雨降らないんだけどねー」

 

ほらー!ほらほらー!!!

認めてんじゃん!

 

あのね、はっきり言いますよ。

 

わたしが雨を口にするから雨が降るのではなくて(わたし雨乞いの祈祷師じゃないし)、

雨が降ることがわかっているから事前に危険を察知して、

危機を回避しようとしているのですよ。

 

そのわたしの言葉を信じない奥さんと娘は、

「大丈夫大丈夫。絶対、台風来ないから」(理性というの名の欲望が勝ってしまった)

そう言って聞かない。

だから、行きました。

わたしは、結果がわかっているから全然楽しくない。

案の定、行きの新幹線ですでに大雨で、富山についたら歩けないほどの風と雨。

仕方なくレンタカー(無駄な出費)を借りて、街の大きな川は今にも氾濫しそうになっていて、

海岸線沿いのホテルの前は、海からの飛沫と雨で土砂降り状態。

夜は、ものすごい風と雨でよく眠れない。

翌朝、いよいよ台風が関東に接近するというので、朝一でダメ元で富山駅に行きました。

新幹線は往復格安チケットで購入していたので、

「今更、変更してもらえないよ」

そういう奥さんの言葉を無視し、駅員さんに交渉してみると、

「台風が接近していますので、特別に時間の変更できるようにしますね」

そして、奥さんも娘も、

「よかったー!パパがビビリなおかげで帰れる〜」

そう胸をなでおろしたのでした。

 

ビビリ礼賛

 

ビビリって、ただただ無意味に怖い怖いってアタフタするだけじゃないんです。

本能的に危ないを感じている。それに、素直に心と体を合わせる。

ひとまず、自分の欲は置いといて、そのビビった感覚に従って状況を把握する。

結果、将来に起こるであろう危機を事前に回避する行動に移す。

その結果、不本意な結果になろうとも、そのまま突き進むよりはまだ良い結果がでる。

 

そこまで、シミュレーションをしているんです。

 

だから、ビビるんです。

 

ビビリの何が悪い!

 

そんなわしのおかげで、安全な生活が送れとるのだぞ!

 

少しは感謝せんかい!!!!

 

とは、絶対に言えない。