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ブログヘッダーの写真について、お話ししますね。

 

これ、1年半くらい前、

ある有名スポーツ選手の判決公判の日。

東京地方裁判所の前です。

 

傍聴希望者数は約3500人。

判決後、彼の姿を何とか撮りたいとたくさんのマスコミが押し寄せました。

テレビ、新聞、雑誌合わせてどれくらいだったでしょうか?

30社200〜300人くらいだったでしょうか?

ちなみに、わたしの編集部でも、車6台(?)くらい出したのかな?

当然、わたしもその中の一人。

とにかく、地裁の上空をヘリが何機も飛び、地裁周りの四つの出口を囲むようにたくさんの人が集まりました。

 

周りと違うことはしたくない!

 

世間の方は、こんなシーンがテレビに映されているのを観ると、こう思うでしょう?

「一人の人間を追いかけるためにこんなに集まって、マスコミってバカばっかりだ。

他にやることあるだろっ!!!」

て。

「大きなニュースはどこの局も新聞も雑誌も同じことばっかりやりやがって。いい加減飽きたんだよ!一社やれば充分だよ。お前らただの烏合の衆か!!」

て。

そうなんですよ。その通りなんです。

わたしらマスコミは、烏合の衆なんです。

 

基本的には、

「周りと違うことはしたくない!」

「みんなと同じでいたい!」

 

例えば、新聞には記者クラブがあり、基本的にはどこの新聞も日々のトップニュースは似通っていますよね。

テレビのワイドショーの時間、バラエティ番組の時間、ニュース報道番組の時間、どこも横並びでしょう?

朝の情報番組でも、お昼の情報番組でも、夕方のニュースでも豊田真由子議員のことを何度も何度も繰り返し放送しています。

「1つのチャンネルでやれば十分だよ!」

わたしもそう思います。

でも、そうなると、そこだけの一人勝ちになっちゃう。

みんな同じ時間帯で放送しても、視聴者はそれを観たいから観てくれます。

「だったら、違う時間帯にすればいいじゃん」

そう思いますよね。でも、それをやるのはとても勇気のいることです。

成功したら他者を出し抜けるけど、失敗したら自分のところだけがコケてしまう。

それが、ものすごく怖い。

 

コンビニやファミレス、ラーメン屋さんと同じです。

一つの交差点の四隅に違うコンビニ、下手したら同じセブンイレブンが二つあったりしますよね。

ちなみにわたしの地元ではファミマばかり。

ファミレスも一つの大きな通りに50メートルおきに何店舗も並んでたりします。

ラーメン屋さんはもっとすごいでしょう。池袋や高田馬場はラーメン屋さんだらけ。

でも、どのお店もしっかりお客さんが入っています。

なぜ、ライバル店が多い場所にわざわざ出店するのか?

コンビニに行きたい人、ファミレスに行きたい人、ラーメン屋に行きたい人がとりあえず目指す場所として認知されるからです。

言い換えれば、

とりあえず目指す場所

を、あえて作ったんです。

「とりあえずラーメン」

と思った人が集まってくれれば、本当は入りたくないと思った店でも入ってくれるかもしれない。

 

横並びが一番安全

 

マスコミもそれと同じです。

「午後4時からニュースが始まる」

と、わかっていたら、

「とりあえずニュースを見たい」

人はテレビをつけます。

「フジテレビだけは絶対に見ない!」

と、思っている人でも、たまたま点けたらフジテレビのニュースでも、そのニュースに興味を惹かれたらそのまま見てしまいますよね。

そうなると、視聴率なんて基本、横並びになります。

だって、それが一番安全じゃないですか。

 

普通の人は、並大抵

 

トップを目指すことはいいことです。

でも、トップで居続けることは並大抵のことではありません。

 

トップを目指してトップを維持できる能力も、気力も体力も。

そして、持久力もあればいいんでしょうが、

普通の人は、並大抵です。

 

それこそ、報道という世界は、

与えられた情報、つまり、報道に値する事件や出来事ですね。

その基本情報を皆で共有し、その中で少しでも違う情報やスクープ性のあるものを必死こいて探すわけです。

新聞各社、テレビ各社、雑誌各社、力がほぼ拮抗している世界で、

常にトップを維持する。

これは並大抵のことでありません。

だから、

基本、並大抵でいいんです。

 

こんなところで常にトップを維持し続けようとするとどうなるか?

 

必ず、ミスが生まれます。

 

トップで居続ければどうしても目立ってしまいます。

常にたくさんの衆人環視に晒される。

その目は、当たり前のようにトップのクオリティを求めてきます。

 

でも、どんなに優れた能力者でも必ずモチベーションが下がる時もあるし、

調子の悪い時もある。

いくら集中していても油断は必ず生まれます。

 

そんな時にミスがでる。

 

その一回のミスが命取りになる。

 

必ず。

 

だから、基本、並大抵でいいんです。

どんな仕事でも横並びであっても、基本的には食べていけるんですから。

 

 

でもね・・・・。

 

でもでもね・・・・。

だからと言って、並大抵に甘んじていいのか?

と、いえば、そうじゃないんです。

 

 

どんなに並大抵な人間にでも、

からなず一つや二つ、

抜きん出ている能力があるんです。

 

同じ現場にたくさんの優れたライバルがいても、

同じ会社にたくさんの優れたライバルがいても、

同じ業界にたくさんの優れた敵がいても、

 

自分には他の誰も持ってない優れた能力がある!

 

その能力を使える場所、タイミングは必ず訪れる!

 

その時です!

 

その一瞬だけ頭一つ抜きん出ればいいんです。

 

そこに全力を注ぐ。集中する。

 

わたしにもそんな瞬間がなんども訪れました。

写真の時も、まさにそんな瞬間でした。

 

 

では、そのためにはどうするか?

その瞬間に、

「ここだ!」

「このタイミングだ!」

と、気づいて、迷わず行動に移す。

それが、また難しい。

 

じゃあ、そのためにはどうするか?

 

そのことはまた次回に。

最後まで読んでくださってありがとうございました!